本買取店がセドリを始める理由
古本屋に限らず書店というものは、棚に並んでいる本の在庫は回転率を良くしなくてはなりませんし、本棚はいきものですから、呼吸をしていなければ、窒息してしまいますし、新規のお客さんでも常連客でも、いつも変わらない本棚では飽きが来てしまいます。
古書組合というものがあるのですが、加入していない店では、本を仕入れるのに待ちの状態になり、たまにくる本の買取依頼者から本を仕入れるしかありません。
1つの街に古本屋が増えると、お客さんが分散してしまう事は避けられませんし、高く本を買取してくれる方に自然と流れていくことになります。
また、面倒だからと近場の古本屋での買取を望む人や、大量の本をブックオフなどで宅配買取を受け付けている所に依頼する鴨しれませんが、こんな状況で手をこまねいていても始まりませんので、新しい方法で本を仕入れる必要があるのです。
ここで、お勧めするのはセドリでして、セドリとは、価値のある本や値打ちのある本を他店で安く買い取ってくることでして、どの古本屋さんでもやっていることでして、大手などの本屋に行けば手っ取り早く入手することが出来ますし、合法ですから安心下さい。
大手でチェーン展開している古本屋に行くと、籠をいくつも用意している人がいれば、きっとその人は古本屋の店主で間違いないと思いますし、その籠には山のように本が積まれていることでしょう。
大手の古本屋で本を入手する
店頭などに「業者お断り」の貼り紙をしていますが関係なく、100円で売られている棚から素早く入手するようにし、時間をかけて探す必要はなく、他店に負けてはいられないと神経を研ぎ澄ませるようにし、私がとっている方法は、棚が並べられている店内を一巡しながら良さそうな本を抜き取り、その後に見逃していないかを確認するように、良質な本を買取することで、見落とすこともなく、自分の古本屋も潤うことになります。
しかし、セドリをするには、どのような本が値打ちのある物なのかを認識していないことには成立しないもので、大手のチェーン展開をしている見せには若い人達が運営しており、20代の店員や店長というのも珍しくはなく、本部から仕入れの価格表を貰っているのですが、それは大雑把なないようになっており、アルバイトの若い子でも査定が出来るように、内容が薄くて経験などがなくても買取り作業できるようにしてあります。
基本的には、本が汚れていることや、表示が破れているなどの本は買取しませんし、古書も対象外になっているので、5年から10年以内に発売された本が買取対象となっており、戦前に出版されている稀少価値のある本でもゴミ扱いとなります。
それを考えると穴場であることも理解できると思いますし、新しい本でもベストセラーとなった本は買取依頼が殺到するので、買取を断られることもありますし、線引きされた本や、書き込みのある本、百科事典や教材となる本も買取はしていません。
つまり、新品同様の本以外でで、値打ちがあるとかいう基準では判断していないのです。